リボ専用カードの金利と費用の相場を整理しました。数字を確認したうえで判断するための記事です。
リボ専用カードの基本情報
| 分類 | 支払い方法 |
|---|---|
| 金利 | 年12.0〜18.0% |
| 審査 | 審査あり |
| 関係する制度 | 注意 |
金利の目安
リボ専用カードの金利は年12.0〜18.0%が目安です。年会費無料の代わりに手数料が発生する。
借入額ごとの利息
年18.0%で借りた場合、1年間の利息の目安は次のとおりです(元金を減らさずに1年間借りた場合の単純計算)。
| 借入額 | 年利率 | 1年間の利息の目安 |
|---|---|---|
| 100,000円 | 年18.0% | 約18,000円 |
| 300,000円 | 年18.0% | 約54,000円 |
| 500,000円 | 年18.0% | 約90,000円 |
| 1,000,000円 | 年18.0% | 約180,000円 |
実際には返済にともなって元金が減るため、利息はこれより少なくなります。毎月の返済額を増やせば、支払う利息の総額は減ります。
返済シミュレーション
年18.0%(上限金利)で借りた場合の毎月の返済額と総額の試算です。元利均等返済で計算しています。
| 借入額 | 返済回数 | 毎月の返済 | 返済総額 | うち利息 |
|---|---|---|---|---|
| 300,000円 | 12回 | 27,504円 | 330,048円 | 30,048円 |
| 300,000円 | 36回 | 10,846円 | 390,456円 | 90,456円 |
| 500,000円 | 24回 | 24,962円 | 599,088円 | 99,088円 |
| 500,000円 | 60回 | 12,697円 | 761,820円 | 261,820円 |
| 1,000,000円 | 36回 | 36,152円 | 1,301,472円 | 301,472円 |
| 1,000,000円 | 60回 | 25,393円 | 1,523,580円 | 523,580円 |
返済回数を増やすと毎月の負担は軽くなりますが、支払う利息の総額は増えます。同じ借入額でも回数が倍になると利息はおおむね倍になります。
実際の返済額は各社の計算方法や返済方式によって異なります。契約前に必ず各社のシミュレーションで確認してください。
確認しておきたいこと
- リボ払いは残高が減りにくい
- 手数料の年率は12〜18%が中心
- 一括に変更できるかを確認する
- 毎月の請求額に手数料がいくら含まれるかを見る
関係する法律
手数料の表示方法は割賦販売法で定められています。契約前に実質年率を確認してください。
支払い方法のなかでの位置づけ
支払い方法に分類される3項目を金利の順に並べると、リボ専用カードは3番目です。この分類の中央値は年12.0〜18.0%で、リボ専用カードはそれより同じ水準にあります。
もっとも金利が低いのは分割払い(年12.0〜15.0%)、高いのはリボ専用カード(年12.0〜18.0%)です。上下で約1.2倍の開きがあります。
支払い方法の3項目を並べる
支払い方法に分類される項目を金利の順に並べました。リボ専用カードの位置づけを確かめてください。
| 項目 | 金利 | 特徴 |
|---|---|---|
| 分割払い | 年12.0〜15.0% | 回数を決めて分けて支払う方式。 |
| リボ払い | 年12.0〜18.0% | 毎月の支払額を一定にする方式。 |
| リボ専用カード | 年12.0〜18.0% | 支払方法がリボ払いに固定されたカード。 |
どういうものか
支払方法がリボ払いに固定されたカード。
向いているケース
条件を比べて選びたい場合に向いています。
借りる前に確認すること
- 毎月いくらなら無理なく返せるかを先に決める
- 返済総額(元金+利息)で比べる。月々の額だけで判断しない
- 複数社の条件を同じ借入額・同じ期間で並べて比べる
- 繰上返済に手数料がかかるかを確認する
よくある誤解
「審査なしで借りられる」業者は違法の可能性が高い
貸金業者は返済能力の調査が法律で義務づけられています。審査なしをうたう業者は無登録営業の可能性があります。契約しないでください。
「毎月の返済額が少ない=負担が軽い」ではない
月々の額を抑えると返済期間が延び、支払う利息の総額は増えます。必ず返済総額で比べてください。
「ブラックリスト」という名簿は存在しない
実際には信用情報機関に事故情報が登録された状態を指す通称です。登録期間は概ね5年で、期間が過ぎれば消えます。
条件によって変わるところ
銀行のカードローンは地方銀行や信用金庫にも商品があり、地域によって金利が異なります。地元の金融機関のほうが条件がよい場合があるため、大手だけでなく地域の金融機関も比べてください。相談窓口の設置状況も自治体ごとに違います。
確認・相談できるところ
リボ専用カードについて判断に迷う場合、次のところで確認できます。
| 窓口 | 確認できること |
|---|---|
| 法テラス | 借金と債務整理の法律相談。収入が一定以下なら無料 |
| 消費生活センター(188) | 契約トラブル、違法な取り立て、多重債務の相談 |
| 日本貸金業協会 貸金業相談・紛争解決センター | 貸金業者に関する相談と苦情 |
| 各社のコールセンター | 返済が遅れそうなときの事前相談。早いほど選択肢が多い |
よくある質問
リボ専用カードの金利はどれくらいですか?
年12.0〜18.0%が目安です。年会費無料の代わりに手数料が発生する。
支払い方法のなかでは金利は高いほうですか?
支払い方法の3項目を金利順に並べるとリボ専用カードは3番目です。もっとも低いのは分割払い(年12.0〜15.0%)、高いのはリボ専用カード(年12.0〜18.0%)です。
リボ専用カードはどんなときに向いていますか?
条件を比べて選びたい場合に向いています。支払方法がリボ払いに固定されたカード。
この項目のまとめ
- 金利の目安は年12.0〜18.0%
- 審査は審査あり
年会費無料の代わりに手数料が発生する。
支払い方法の関連項目
※ 金利・手数料・審査基準は各社および時期によって異なります。実際の条件は必ず各社の公式サイトおよび契約書面でご確認ください。本サイトは一般的な情報を整理したものであり、特定の商品を推奨するものではありません。借入は返済計画を立てたうえでご検討ください。返済が困難な場合は、早めに法テラスや消費生活センターにご相談ください。